ordi-verre(四の橋フレンチ)

2019年4月18日

フランス大使館から明治通りを右に5分ほど歩くとほっとするような商店街がある。個人店ばかりでチェーン店がないというのが、おそらくほっとさせるくれるのだろう。店のたたきにネギやダイコンなんかを並べている八百屋があったり、隣りどおしの店主が話に興じていたり、売り物のテレビの前に椅子を出してくつろいでいる店主の姿を見るのものも適度な抜け感があって見ていて愉しい。あの焼肉ジャンボのある商店街というとピンとくる方もいるかもしれない。今回訪ねた”ordi-verre”はそんな商店街に面したマンションの地下にある。

建物の脇から人がすれ違うには窮屈なくらいな階段を下りるとテラコッタを敷いた赤茶けた床になっていて突き当りは開けたスペースになっている。気候がよければテラス席になるのか、それとも雰囲気づくりのための飾りなのかはわからないが、数人が囲めるテーブルが置いてある。擁壁と建物に挟まれた谷底のようなところにテーブルが置いてあるのは意表があって面白い。なによりもこういう立地なので外から見られることがないのも良い。

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Posted by 東方の三博士